JRA「ジョッキールーム応援団」!? ベテラン勝浦正樹 「外国人撃破」の裏で日本人騎手たち後押し
「外国人騎手旋風が巻き起こっているから、日本人騎手たちの判官贔屓を強く刺激してしたんだろうね。
以前は結果を出しさえすれば、しばらくの間はその馬の鞍上は安泰だった。だけど最近は重賞を勝っても外国人の手が空いていればすぐに乗り替わり。その点、西山さんは『たとえJ.モレイラ騎手が空いていても勝浦でいくよ』と話しているから、当分は継続して騎乗できるはず。今は見聞きすることも少なくなった”騎手と馬主のつながりの深さ”に羨ましさを感じてしまい、応援もついつい熱がこもってしまったのかも」(競馬関係者)
かつてはデビューから引退まで一貫して同一騎手が騎乗し続けることも珍しくはなかった。だが、乗り替わりが常となった現在の競馬界では、そんな光景も珍しいものとなってしまった。
かつてのスタイルを貫く西山氏とその期待に応えている勝浦騎手。ジョッキールームから聞こえた大きな声援は、いずれは自分たちも……と願う騎手たちの叫びだったのかもしれない。