「今後もその傾向は強くなると見られています。また東から西だけではなく、逆に今年の初旬には栗東の池添謙一騎手が美浦に拠点を移したと報じられました。このおかげでノーザンファーム天栄とのパイプが太くなり、関東での騎乗依頼が増加、馬質向上に一役買ったそうです。
そして菱田裕二騎手は今月から美浦で追い切りに参加しています。マリアライトを管理していた久保田貴士厩舎、コイウタを管理していた奥平雅士厩舎、そしてマイルチャンピオンシップで初G1勝利を飾った木村厩舎などの馬に乗って精力的に営業活動をしていますよ。かつては調教への遅刻が原因で干されかけたといわれる菱田騎手ですが、生活態度を改めて新天地で心機一転頑張ってもらいたいですね」（競馬誌ライター）
これまでは”身近な海外”とも称されるほど距離感があった栗東と美浦。だが、時代が経つにつれてその関係性にも徐々に変化が訪れているようだ。この垣根がなくなる日も近いかもしれない。
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