JRA「年度代表馬」アーモンドアイ当確でロードカナロア時代!? 2019年種付け料ほぼ「倍増」1500万円も大人気
「先週のマイルCS(G1)もステルヴィオが勝ちましたし、これでロードカナロア産駒は2週連続のG1制覇。これでアーモンドアイも年度代表馬の選出はほぼ間違いないでしょうし、まさに”ロードカナロア時代”の到来ですよ。
生産関係者の評価もうなぎのぼりで、種付け料の1500万円は父キングカメハメハの1200万円を早くも上回った格好。キングカメハメハが体調に問題を抱えていることもあって、さらに重宝されています。日本競馬を席巻しているサンデーサイレンスの血を持っていないことも、大きなセールスポイントになっているようです」(競馬記者)
サンデーサイレンスの血といえば、今の種牡馬界の絶対王者はその正統後継者にあたるディープインパクトだ。
4000万円を誇る種付け料は断トツの1位、今年も産駒のサクソンウォリアーが英2000ギニー(G1)を制し、スタディオブマンが仏ダービー(G1)を勝つなど、今や日本の枠を飛び越え世界でも屈指の存在として認められている。
しかし、その一方で肝心の日本ではこの秋、JRA・G1ではフィエールマンが菊花賞を勝っただけ。今春の日本ダービー(G1)を制したワグネリアンや、2歳王者のダノンプレミアムなど期待の3歳馬が順調さを欠き、やや影を潜めている印象だ。