JRA支配者の「戒め」に日本人騎手戦々恐々!?「ジョッキーはああいう風に乗らないと」ノーザンファーム代表の言葉の重み
すでに昨年に並ぶ199勝を上げて武豊騎手が持つ年間212勝の記録も完全に視野に入り、年間最多賞金も新記録達成がほぼ確実なルメール騎手の大躍進を支えているのが、同じく大躍進を続けるノーザンファームというわけだ。
そして12月2日に行われるチャンピオンズC(G1)でルメール騎手が騎乗するゴールドドリーム(28日昼に回避が発表)もまた、やはりノーザンファーム生産馬であり、オーナーは奇しくも先週このフランス人騎手を”模範”に挙げた吉田勝己氏だ。
ノーザンファーム、そして吉田氏がルメール騎手を重宝するのは、述べるまでもなく名前がカタカナの外国人騎手だからではなく「勝てる」からだ。
果たして今ノリにノッテいるルメール騎手は、日本競馬を支配するオーナーと生産者の期待に応えることができるだろうか。先週アーモンドアイを導いたような完璧な騎乗でゴールドドリームが勝つようなら、オーナーからどんな「お褒めの言葉」が飛び出すのかも注目だ。