JRA阪神JF(G1)「廃止」提言!? 亀谷敬正氏「つまらないレース」有名評論家が語る驚愕の2歳女王戦「代替案」とは

「考えれば考えるほど、阪神JFのある意味が分からない」と語る亀谷氏。どうやら10年ほど前から同じようなことを提唱し続けているようだ。

「確かに2歳の阪神JFだけでなく、翌年のチューリップ賞(G3)や桜花賞(G1)がいずれも阪神のマイル戦で行われていることもあって『この時期の2歳牝馬戦はつまらない』という声は以前からありますね。

昨年のラッキーライラックのように阪神JFで世代を圧倒する強さを見せてしまえば、来年4月の桜花賞までは”既定路線”のようになってしまいます。今年はそこにアーモンドアイという怪物が登場したわけですが、直線の長いフェアなコースばかりで行われるので、近年は牝馬三冠馬が簡単に生まれ過ぎているのもどうかと思いますね」(別の記者)

 今週末の香港スプリントには、圧倒的な強さで春秋連覇を果たしたファインニードルが出走するが、欧州のブックメーカーでは約5番人気の伏兵扱い。戦前の評価では、地元香港のスプリンターたちに水を開けられている状況だ。

 果たして、ファインニードルは前評判を覆すことができるか。日本が誇る”統一スプリント王”で歯が立たないようでは、ますます亀谷氏の提言が正統性を得る結果になるかもしれないが……。

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