【京都金杯(G3)展望】2019年JRA最初の大混戦!? 飛躍を誓う素質馬集結
11月、府中のキャピタルS(オープン、芝1600メートル)で、ダイワキャグニー、タワーオブロンドンといった強敵相手に優勝したのがグァンチャーレ(牡7歳、栗東・北出成人厩舎)。昨年、勝ったのはキャピタルSだけだったが、重賞とオープンで好走を続けた。遅咲きのスクリーンヒーロー産駒という可能性もある。
スワンS(G2、芝1400メートル)で安田記念馬モズアスコットを撃破する金星、約2年ぶりの勝利を上げたのがロードクエスト(牡6歳、美浦・小島茂之厩舎)。ただし、メンバー的にモズアスコット以外のレベルは高くなかった。M.デムーロ騎手の好騎乗がはまったと見るべきで、高い評価は危険だろう。マイルCSでは17着に惨敗している。
京都新聞杯(G2、芝2200メートル)でステイフーリッシュの2着に好走したのがアドマイヤアルバ(牡4歳、栗東・須貝尚介厩舎)。日本ダービー(G1、2400メートル)での9着は健闘だろう。父はハーツクライだが、昨年は1600メートルの500万下で勝利している。久々のマイル戦で変わり身があるかもしれない。
日本ダービー4着の実績があり、かなりレベルの高かった福島記念(G3、芝2000メートル)で2着だったのがマイスタイル(牡5歳、栗東・昆貢厩舎)。先行力を活かせれば穴を開ける。一昨年の小倉2歳S(G3、芝1200メートル)の覇者がアサクサゲンキ(牡4歳、栗東・音無秀孝厩舎)。リゲルSではパクスアメリカーナに0.7秒差をつけられたが2着に残した。スプリント戦よりマイル戦の方がいい可能性もある。要警戒だ。
一年の計は金杯にあり。馬券を的中をさせて幸先のいいスタートを切りたい。京都金杯は京都競馬場で15時45分発送予定だ。