中山金杯(G3)美浦・栗東から「超有力情報」ゲット! 怖いのはあの「G1ホース」と……
今週末に開催される中山金杯(G3)。2019年最初に行われる重賞を制するべく、出走馬を管理する各陣営は馬体調整に余念がない。そんな慌ただしい日々を送る関係者たちより届けられた【有力情報】の中からピックアップした、注目すべき出走馬をご紹介しよう。
まずはタイムフライヤー(牡4歳、栗東・松田国英厩舎)だ。
一昨年のホープフルS覇者となったタイムフライヤー。G1馬としてクラシックでも好走が期待されたものの、皐月賞10着、日本ダービー11着。菊花賞こそ6着と二桁着を回避したものの、肩透かしの結果に終わっていた。
「ホープフルS後は長きに渡って低迷したものの、菊花賞でようやく復調気配を見せ始めました。
タイムフライヤーはレース中の折り合いに課題がありますが、だからといって後方から切れる脚を使えるタイプでもない、走るコースを選ぶ馬です。そういった特徴を考えると小回りの中山競馬場、さらに今の馬場状態は同馬にピッタリ。だからこそ冬の中山競馬で開催されたホープフルSも勝てたのかもしれません。
昨秋からコンビを組む和田竜二騎手はここが3戦目。普段から調教にも乗っていますし、そろそろクセを掴みつつあるはずです。うまく噛み合えば一撃も期待できますよ」(現場記者・X)
得意の季節、馬場で将来を嘱望された素質馬が復活するかもしれない。