2019年オジュウチョウサン×武豊「コンビ」の行方。「方針決定」もタッグ継続の”鍵”はディープインパクト馬主のあの馬?
ちなみに天皇賞・春はここ2年フルゲート割れしているが、それでも17頭が出走しており、陣営にとっても決して油断できる状況ではない。出走を確定させるためにも、賞金加算は必須の課題といえるだろう。
もう1つは騎手の確保だ。最有力候補は当然、平地の主戦・武豊騎手になる。
ただ、武豊騎手が有馬記念でオジュウチョウサンに騎乗した決め手は、本馬がファン投票3位となり「多くのファンの期待に応えたかった」というもの。クリンチャーやマカヒキからも依頼があっただけに、最後まで悩んでの決断だった。
逆に述べれば、武豊騎手にとってオジュウチョウサンは、一昨年の有馬記念で騎乗したキタサンブラックのような優先順位ではないということだ。
「オジュウチョウサンの長山尚義オーナー(名義はチョウサン)が有馬記念敗戦後、武豊騎手の騎乗に対して『もう少し思い切って乗ってほしかったな』と苦言を呈したことが報じられ、大きな波紋を呼びました。
この発言がきっかけで『コンビ決裂かも』という憶測も出ています。騎手の腕がモノを言う長距離戦だけに天皇賞・春8勝を誇る武豊騎手はとても頼もしい存在ですが、まだ『確定』という情報はありませんね」(同)
また、武豊騎手がオジュウチョウサンに引き続き騎乗するか否かを占う上で、今日6日の結果が「非常に重要」という声もある。