AJCC(G2)フィエールマン「押さえ」まで!「現場ネタ」から強気な「穴馬券」狙い!!
今週「現場情報至上主義・ジェームスT」が挑むレースは、20日に中山競馬場で開催されるAJCC(G2)。今後の古馬中距離戦線に影響を与える注目の1戦を的中させるべく、入手した現場ネタから導き出した「勝負馬」で「穴馬券」を狙いたいと思う。
本命「◎」に選んだのは中山巧者ジェネラーレウーノ(牡4、美浦・矢野英一厩舎)だ。
前走の菊花賞(G1)は、直線の瞬発力勝負に敗れて9着と人気を裏切ってしまった本馬。しかし、力負けというよりは「苦手な展開になっただけ」と捉えるべきだろう。この1戦だけで評価を落とすことはできない。
「3・0・1・0」と大得意な中山コースである点も魅力。京成杯(G3)・セントライト記念(G2)勝利、皐月賞(G1)3着と内容も高く評価できる。強い4歳世代の中でも高いパフォーマンスを披露してきた実力馬が、巻き返す可能性は非常に高い。気になるのは状態面だが……。
「放牧から戻って順調に調整できたようだね。『絞れて雰囲気も良い』『動きが抜群』『順調に来られた』と陣営は仕上がりに十分な手応えを感じている。コースとの相性だけではなく『この季節は活躍できそう』とあらゆる面に自信を覗かせている。昨年も同時期に京成杯を勝利しているしね。強気になるのも納得だよ」(競馬関係者)
「〇」には復活に燃えるミライヘノツバサ(牡6、美浦・伊藤大士厩舎)をあげたい。
一昨年のAJCCでは3着、続く日経賞(G2)も2着と中山重賞で好結果を残している本馬。特に日経賞は7番人気の低評価を覆す見事な走りを披露した。レインボーラインやゴールドアクターなど強豪馬を抑えての結果は、本格化を感じさせるものだった。
その後は脚部不安で約1年半の長期休養を余儀なくされたが、徐々に状態は戻っている印象だ。前走のアンドロメダS(OP)は6着に敗れたが勝ち馬とは0.6秒差。悲観する内容ではないだろう。復帰3戦目となるココでの復活も十分に期待できる。
「先週の時点では状態に心配もあったけど、最終追い切りで思っている以上の良い動きを見せていたね。『今週の一追いでバッチリ』『力の出せる態勢に整った』と陣営のトーンは高い。
相手は確実に強くなるけど『コース条件は合っている』『仕上がりの良さで上位を目指したい』と恐れている感じはないね。5戦3勝の舞台での完全復活を狙っているよ」(競馬関係者)