JRAサートゥルナーリア×ルメールは皐月賞直行! 過去を覆すための秘策は……?
昨年末に行われたホープフルS(G1)を圧倒的な強さで制したサートゥルナーリア(牡3、栗東・角居勝彦厩舎)。同馬がトライアルを挟むことなく、皐月賞(G1)に直行すると発表され、波紋を呼んでいる。
昨年、サートゥルナーリアはM.デムーロ騎手ともにホープフルSを含む3戦3勝の活躍。このコンビがクラシックを沸かせると見られていた。ところが陣営はC.ルメール騎手への乗り替わりを発表。新コンビの始動戦がどこになるのかも注目されていた。
「サートゥルナーリアの始動戦は、デムーロ騎手が主戦を務める2歳王者アドマイヤマーズが出走を予定している共同通信杯というウワサもありました。これならばデムーロ騎手からルメール騎手へ変更した理由もわからないでもないですからね。ですが、まさか陣営がトライアルを挟むことなくクラシック初戦への直行を決断するとは……。驚きましたね」(競馬誌ライター)
過去10年で皐月賞は、前走が共同通信杯だった馬が4勝をあげ、弥生賞を経た7頭が連対を果たしている。だが直行して勝利した馬はここ10年で不在。一昨年はダービーを勝利したレイデオロが、ホープフルSから皐月賞直行のローテ―ションで出走したものの5着に終わっている。