JRA「復活」シャケトラ狙いは天皇賞・春(G1)石橋脩神騎乗で一気に有力に

 20日に行われるAJCC(G2)で復活優勝を果たしたシャケトラ(牡6歳、栗東・角居勝彦厩舎)の春のローテーションが発表された。同馬は今後、3月17日の阪神大賞典(阪神競馬場/G2・芝3000m)、もしくは3月23日の日経賞(中山競馬場/G2・芝2500m)を前哨戦とし、天皇賞・春(G1)を目標としていくという。

 一昨年の日経賞(G2)をキャリア6戦目にして勝利したシャケトラは、中長距離路線の新星として数えられていた。だが、その後は5度もG1競走に挑戦するも宝塚記念の4着が精一杯。期待を裏切る凡走を続けていた。さらに悪い流れが続き、昨年の3月に左第3中手骨々折が判明。長期離脱を余儀なくされてしまう。

 そして傷が癒えたシャケトラは約1年ぶりにAJCCに出走。騎乗を予定していた戸崎圭太騎手がインフルエンザのため、急遽石橋脩騎手に変更になるなど、決して順調とはいない中でその復帰戦は行われた。

 レースは1000m通過が62.2秒のスローペース。シャケトラは道中、4、5番手で競馬を進める。各馬が一団となって最後の直線に入ると、シャケトラは外から早めに先頭に立つと押し切って2年前の日経賞(G2)以来の勝利。1番人気に支持されていたフィエールマンが、上がり最速の末脚で猛追するもアタマ差凌ぎきって見せた。

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