JRAきさらぎ賞(G3)は3連単2点勝負! 極上関係者情報から得た結論とは
「〇」にはヴァンドギャルド(栗東・藤原英昭厩舎)をあげたい。
東スポ杯2歳Sはアガラスとタイム差なし、アタマ差の3着と好走。そして向かった暮れのホープフルS(G1)では、直線で2度の不利を受けて6着。レース後、鞍上のC.デムーロ騎手は、手応えはあったものの「不利が痛かった」と悔しそうに語っていた。
「ヴァンドギャルドは、栗東坂路でM.デムーロ騎手が騎乗して追い切り。力強い動きで4ハロン53秒9、ラスト12秒4を記録しました。日に日に子どもっぽさも抜けて、折り合いもつけやすくなっているようです。
スピードもあるのでコーナーが2つしかなく、直線が平坦でタイムが出やすい京都の外回りは、小回りの中山競馬場よりも向いているはず。陣営は『潜在能力はピカイチ。この馬をクラシックに出さないわけにはいかない』と気合十分。『2着ではなく勝って賞金加算』と鼻息も荒かったですよ」(競馬誌ライター)
「▲」は無傷の3連勝を狙うエングレーバー(栗東・中内田充正厩舎)だ。
デビュー戦は遅れ気味ながらも徐々にポジションを上げ、直線では上がり最速の34.9秒の脚を使って勝つ強い競馬。続く500万下では好位につけると早めに仕掛け、2着に1馬身差をつける快勝。有力馬の1頭として数えられ始めた。
「学習能力の高い馬だね。初戦の出遅れを2戦目でしっかり修正できていた。出走間隔を開けたのがプラスに働いているようで、精神面も成長しているよ。
最終追い切りは凍結したWCコースを避けて、藤岡佑介騎手を背にポリトラックで。タイムは6F87.6秒、ラスト11.6秒とまずまずの動きを見せていたよ。ただ精神面は良好なものの、身体はまだちょっと物足りない。連勝しているから力はあるんだろうけど、もうちょっと肉が付いてから本領を発揮するタイプかもね」(栗東関係者)