JRA藤田菜七子「モレイラ超え」大暴れで今年2勝目! 飛躍の4年目「G1初挑戦」フェブラリーSへモチベーション全開!
これが「大きな目標」が目前に迫った人の力なのだろうか。
2日、中京競馬場で行われた500万下で藤田菜七子騎手が勝利。先週に引き続く2週連続の勝利で、今年2勝目を上げた。
若手騎手限定で行われた中京のダート1200m戦。藤田菜七子騎手のリチュアルローズは1番人気に支持されていた。スタートを決めて好位に付けると、最後の直線で鋭く伸びて粘り込みを図るタイムレスメロディをクビ差交わしてゴール。単勝3.6倍の人気に応える見事な騎乗だった。
「前走が1番人気ながら10着に大敗したことを受け、この日は-14kgときっちり馬体を絞っていましたね。それでもJ.モレイラ騎手や田辺裕信騎手が乗って勝ち切れなかった馬を勝たせたわけですから、菜七子騎手にとってもインパクトの大きな勝利だったと思います。
それにしても前走4.7倍で10着に大敗した馬が、この日菜七子騎手に乗り替わって3.6倍ですか。皆さんの馬券が上手なのもありますが、”菜七子人気”が再び高まってきているのかもしれませんね」(競馬記者)
この騎乗には新開幸一調教師も「モレイラでも勝てなかった馬を勝たせたんだし、今日は言うことない競馬だった」と絶賛。もともと注目度の高い藤田菜七子騎手だが、ここに来てさらに注目を集めていることには理由がある。17日に行われるフェブラリーS(G1)でG1初挑戦が決まっているからだ。