JRA藤田菜七子「モレイラ超え」大暴れで今年2勝目！ 飛躍の4年目「G1初挑戦」フェブラリーSへモチベーション全開！
編集部
先週の根岸S（G3）をコパノキッキングが勝った際、オーナーのDr.コパこと小林祥晃氏がフェブラリーSを藤田菜七子騎手で挑戦する”仰天プラン”を明かした。まだG1どころか重賞すら勝ったことのない若手騎手をG1で、それも人気馬に乗せることは異例のことだ。
「コパさんは以前から、どうすればファンが喜んで、競馬が盛り上がるのかをいつも考えているオーナー。人と人との付き合いを凄く大事にされている方で、騎手起用だけでなく、馬を買う牧場や預ける厩舎も、実績や格よりも人柄を重視する方です。
だから今回の菜七子騎手起用も突然決めたというわけではなく、以前から『藤田菜七子を大きなレースで使う』と公言されていましたからね。根岸Sで腕利きのO.マーフィー騎手を助っ人的に起用したのも、賞金面を上積みして『菜七子でフェブラリーS』を確実なものにするためだったらしいですよ」（別の記者）
「最初にお話を頂いた時は信じられない気持ちでいっぱいでした。関係者の皆さまには感謝しかありません」
依頼があった当時、そう気持ちを表した藤田菜七子騎手。目の前に大きな目標ができた以上、モチベーションがさらに上がるのは当然か。この日は今年2勝目だけでなく、2着3回といよいよエンジンが掛かってきた印象だ。