武豊あわや「大失態」も逆転勝利!? 木梨憲武「命名」タイミングナウが規格外の走りでデビュー2連勝!
「まだまだ粗削りですが、大物感のある走りでしたね。スタートで出遅れた時はダメかと思いましたが、まさかあんな競馬で勝ってしまうとは。
前半の600mは35.0秒で決してスローではないんですが、そこを強引に上がって行った時は、さすがの武豊騎手も『やってしまったな』と思いましたよ。単勝1.7倍だったから仕方ないとはいえ、本人もレース後に『強引になった』とコメントしていましたしね。
それでも、最後は逆に後続を突き放してしまうんですから……これは能力が完全に一枚上じゃないとできない芸当。今回は1200m戦でしたが、この内容なら多少距離が延びてもこなせそうです」(競馬記者)
また、タイミングナウはとんねるずの木梨憲武が命名したことで有名だ。武豊騎手と木梨は今年も『ボクらの時代』(フジテレビ系)で共演するなど旧知の間柄。木梨が『Timing -瞬間の光り-』という個展を開催したことから、このような馬名になったと思われる。
「母は米国のG1馬ですし、米国の大種牡馬で父のTapitは日本でもテスタマッタがフェブラリーS(G1)を勝つなど、ダートを中心に活躍馬を数多く送り出しているだけに期待が膨らみます。オーナーが大の武豊ファンとして有名なキーファーズですし今後、武豊騎手とのコンビでどこまで行けるか楽しみですね」(同)
スプリント戦で出遅れて圧勝という規格外の走りで、競馬界のレジェンドを驚かせたタイミングナウ。順調に行けば、3歳ダート路線の中核を担う一頭になりそうだ。