【京都記念(G2)展望】絶好調岩田「復活」マカヒキVS「黄金世代」ステイフーリッシュ!「G2ハンター」パフォーマプロミス出陣!
2月10日、京都競馬場で京都記念(G2、芝2200メートル)が開催される。過去5年、1番人気が馬券になったのは3着が2回あるのみ。今年も1番人気が連から消えるのだろうか。レースを展望する。
昨年は4歳のG1馬4頭が参戦するもクリンチャーがG1馬を押しのけ重賞初制覇。しかしながら2着アルアイン、3着レイデオロ、4着モズカッチャンと、1~4着までを4歳勢が占めた。今年も4歳馬から検討していこう。
ステイフーリッシュ(牡4歳、栗東・矢作芳人厩舎)は中山金杯(G3、芝2000メートル)で3角手前からまくった。ウインブライトに差されはしたが2着に好走。3歳春の京都新聞杯(G2、芝2200メートル)以来、2つ目の重賞制覇が見えてきた。
その京都新聞杯、藤岡佑介騎手が矢作芳人厩舎の馬で重賞を勝ったのはスーパーホーネット以来9年振り。今年、佑介騎手は大手競馬ポータルサイトnetkeiba.comのコラム『with佑』で矢作調教師と対談した。それによると、矢作調教師は京都新聞杯で2番手を取った祐介騎手に対して「向正面までは怒っていた」そうだ。ステイフーリッシュはホープフルS(G1、芝2000メートル)で追い込んで3着だったからだ。
昨年、佑介騎手は絶好調だった。NHKマイルC(G1)では追い込んでG1初制覇を飾ったが、目立ったのは好位からの積極的な競馬。この京都記念ではどんなレースを見せてくれるのだろうか。先の対談で矢作調教師は「佑介でG1を勝ちたいというのは、俺もずっと思っていること。ふたりの夢だよね」と語っている。ここを勝って春の古馬G1路線に挑みたい。