JRA「3億円馬」サトノジェネシスをルメールも絶賛! ダイヤモンド全弟がブラストワンピース超え「驚愕タイム」でクラシックに名乗り!
勝ち時計の2:25.9は、ここ10年に東京2400mで行われたゆりかもめ賞では最速。昨年のブラストワンピースよりも1.7秒も速い驚異的なタイムだ。
過去の勝ち馬にはブラストワンピースだけでなく、菊花賞(G1)2着のホオキパウェーブや、宝塚記念(G1)3着のホットシークレットの名も。G1・2勝馬の全弟という超良血馬だけに、大きな出世が期待できるかもしれない。
「2400mの距離は大丈夫だったし、直線でも余裕のある走りで強かった。兄のサトノダイヤモンドに比べてこの馬は成長がゆっくりだが、フットワークや長くいい脚が使えるところは似ているね。このまま順調にいってほしい」
兄の主戦でもあったルメール騎手がそうコメントした通り、まだまだ未完成の部分を残しているサトノジェネシス。それでこれだけのパフォーマンスを発揮できるのだから、自ずと関係者の期待も膨らむはずだ。
「皐月賞(G1)にも行けないことはないですが、おそらくは日本ダービー(G1)が今春の目標になると思います。順調に行けば青葉賞(G2)、もしくは京都新聞杯(G2)で”ダービー切符”を掴んで本番でしょうか。
堀厩舎は昨年12年ぶりに重賞未勝利に終わるなど、最近は大きなレースで結果が残っていませんが、大きなところを狙えそうな馬だけに大事に行きたいところです」(同)
ただ、ルメール騎手は今年の牡馬クラシック大本命といわれるサートゥルナーリアとのコンビが決定しているだけにサトノジェネシスは今後、新たなパートナーを探す必要がありそうだ。外国人騎手を重宝する堀厩舎だけに、今春に来日しそうな腕利きの外国人騎手をチェックしておきたい。