「武豊と凱旋門賞へ」キーファーズに飛躍の予感!? 超良血馬キスラー「大絶賛」デビュー勝ちに木梨憲武タイミングナウ2連勝!

 オーナーのキーファーズにとっては、まさに執念の勝利だ。2016年のセレクトセールにおいて約2億5000万円で競り落とした全兄のカザンは、デビュー戦で1.4倍に支持されるも7着に惨敗……その後も中央で一度も勝つことなく、地方へ移籍している。

 その全弟キスラーも2億円を超える高額馬だったが、今度は米G1・2勝の母の産駒らしい”当たり”を予感させる見事なデビュー勝ちだった。

「松島正昭氏(名義はキーファーズ)の『武豊さんと凱旋門賞に行くのが夢』を合言葉に、毎年のように高額の良血馬を手に入れているキーファーズですが、不思議と所有馬がまったく走らずに苦戦が続いています。

昨年は約1億5000万円で購入したラルクと、約1億7000万円だったジェニアルで武豊騎手とともに欧州遠征を行い、ジェニアルがフランスのメシドール賞(G3)を勝って大きく注目されました。ですが、その後は散々な結果……。

ただ、最近になって全体的に走る馬が増えてきた傾向にある気がします。特にデビュー戦を飾ったキスラーは良いものを持っていそう。順調にいけば、この馬で再び欧州遠征に出る可能性もあるのではないでしょうか」(競馬記者)

 またキスラーが新馬戦を勝った前日に行われたごぎょう賞(500万下)では、とんねるずの木梨憲武が名付け親となったタイミングナウが、出遅れを克服してデビュー2連勝。武豊騎手が「強引なレースになってしまった」と振り返ったものの、能力の高さで押し切っている。

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