JRA共同通信杯(G3)アドマイヤマーズ「大本命」もM.デムーロ騎手はピリピリ!? 元相棒サートゥルナーリアとの「対決」消える?
仮にアドマイヤマーズが目標通りNHKマイルCを勝利したとしても、サートゥルナーリアが最大のライバル不在の春クラシック二冠を手にすれば、デムーロ騎手にとっては本末転倒……。
そういった意味でも、今回の共同通信杯は負けられないというわけだ。
「来るべき2000m戦の皐月賞に備えて、陣営もあえて7ハロンで長めに追い切るなど、スタミナ強化に力を入れています。距離に不安があることは確かですが、少なくともサートゥルナーリアが待つ皐月賞まではクラシック路線が本命。今回の共同通信杯で、まずは1800mでも強いところを見せてほしいですね」(同)
30日に栗東のCウッドコースで行われた1週前追い切りでも、やはり7ハロンと長めに乗られたアドマイヤマーズ。全体は97.7秒とまずまずだったが、ラストは12.1秒としっかり切れ味を見せた。
騎乗したデムーロ騎手も、この動きに「状態はいいね」と手応え。京都2歳S(G3)勝ちのクラージュゲリエなど、ライバルも決して無抵抗ではないが、ここは己との闘いか。まずは1800mの共同通信杯で結果を出し、サートゥルナーリアが待つクラシックロードを歩みたい。