武豊×藤沢和雄の「絆」JRAの頂点2人にしかわからない思い
2018年度JRA賞受賞式が1月28日、東京都内のホテルで行われた。競走馬部門で年度代表馬と最優秀3歳牝馬に選出されたアーモンドアイの関係者や、史上3人目の「騎手大賞」に輝いたC.ルメール騎手、そして前人未到のJRA通算4000勝を達成し、特別賞を受賞した武豊騎手らが一堂に介した。
授賞式の舞台ではアーモンドアイが、ドバイターフ(G1)に向かうことが明かされた。そしてそのあとのパーティでは、レイデオロのドバイシーマクラシック(G1)へ挑戦、ブラストワンピースが大阪杯で始動することなど、各賞を授賞した馬たちのローテが続々と発表されている。
そんな盛大で華やかなパーティの影で、武豊騎手と藤沢和雄調教師が”交流を図っていた”と、スポーツライターの平松さとし氏が「Yahoo!ニュース」で明かしている。
平松氏によれば、武豊騎手はパーティの最中に藤沢調教師に呼ばれ、「俺も残すところ3年。もうひと頑張りするから助けてくれ」と言われたという。そして武豊騎手はこの言葉を自分に対するエールだと感じたといい「『俺も頑張るからおまえも頑張れ』と言われた気がしたんです」と話したそうだ。
詳細は是非記事をご覧いただきたい。武豊騎手と藤沢調教師といえば、東西に分かれて長年競馬界を牽引してきた存在。騎手と調教師と、立場は違えどもその実力をお互いが高く評価しており、関東と関西の権威を懸けて長年名勝負を演じてきた間柄として知られる。