JRA中山記念(G2)ラッキーライラック「53kg出走」に騒然!? アーモンドアイの盟友が”早熟説”返上へ「状態はすごくいい」
その様子を見守った松永幹夫調教師も「状態はすごくいい。前回より中身も出来ている」と手応え。初の馬券圏外となる9着に敗れた秋華賞時とは、雲泥の差にあることを強調している。
「昨年の秋華賞は、右後肢の球節部の腫れで予定されていたローズS(G2)を回避するなど、順調さを欠いた中でのレース。調教も十分に行えず+18kgと明らかに調整不足といった感じでした。
そこに主戦の石橋脩騎手が直前の落馬負傷で乗れなかったとなれば、9着惨敗も酌量の余地はあると思います。今回はコンビ復活ですし、あの当時と比べれば、乗り込み十分な今回の方が断然いいですね。
また、実績馬が多く出走する中、この馬だけが53kgで出走できるのは大きな魅力。相手が揃った印象ですが、3連勝で2歳女王になった54kgよりも、さらに軽い斤量ですからね。逆転の復活勝利も十分あり得そうです」(同)
かつては「アーモンドアイのライバル」と評された存在の復活に期待するファンも「え!? ラッキーライラックって53kgなの?」「スワーヴリチャードと5kg差って……」「これはヤバいでしょ!」と驚きつつも、期待が高まるばかり。
中山記念は、多くがドバイや大阪杯といった春のG1戦線を睨んでの出走となる。ラッキーライラックも当然G1を意識する存在だが、まずはここで復活の狼煙を上げ、再び「アーモンドアイのライバル」と呼ばれたいところだ。