武豊「大本命」で馬券内100%の神業!「単勝1倍台」騎乗時は勝率73%、一方「眠れる大本命」C.ルメールの成績は……
統計的に競馬で1番人気が勝つ確率は3割程度といわれているが、圧倒的な人気を背負う単勝1倍台となれば、勝率が跳ね上がることは想像に難しくないだろう。そしてリーディング上位騎手ほど、そういった鉄板級に騎乗する機会が必然的に多くなる。
昨年76勝のリーディング10位だった武豊騎手が、単勝1倍台の大本命馬に騎乗したのは25回あった。結果は25回で11勝するなど[11.6.2.6]。勝率0.440、連対率0.680、3着以内率0.760と、やはり高い数字を誇っている。
しかし、今年は現在(2月23日時点)で、すでに11回も単勝1倍台の馬に騎乗しており、明らかに昨年を上回るペースだ。この背景には、まずエージェントが豊沢氏になって馬質が上がったこと、そして武豊騎手自身が「勝利」に拘り、中京や小倉といったローカルへ勝てる馬を求めて積極的に遠征していることも大きい。
そして何より特筆すべきことが、武豊騎手がチャンスを確実にものにしている点だ。
今年11回の単勝1倍台に騎乗して[8.1.2.0]と勝率0.727、連対率0.818、3着以内率に至っては100%と神業的な勝負強さを見せている。これこそがリーディングトップ「最大の要因」と述べても決して過言ではないだろう。
一方、武豊騎手がリーディングトップにいる、もう1つの大きな要因は大本命の「ルメール騎手の調子が上がっていないから」という声も大きい。同じように単勝1倍台の成績を検証してみた。