武豊「やる気なし」シェーングランツにガックリ!? チューリップ賞(G2)屈辱の”独走”に終わった最終追い切りの裏にある2年前の「大失態」
「チューリップ賞の当日には、中山で高松宮記念(G1)の前哨戦のオーシャンS(G3)があるんですが、そこに武豊騎手が主戦を務めるモズスーパーフレアが出走します。チューリップ賞のシェーングランツはダノンファンタジーに次ぐ2番手ですが、モズスーパーフレアはおそらく1番人気が濃厚。
モズスーパーフレアの音無秀孝調教師も『難しさがあるから、ユタカに乗ってほしかったんだけど……』とぼやいていましたよ。これだけを見ても武豊騎手のシェーングランツに対する思い入れがうかがえます」(競馬記者)
歴代最多となる桜花賞5勝を誇る武豊騎手だが、最後に勝ったのは2004年と、もう15年も昔の話。だが、5度目の桜花賞制覇ダンスインザムードを管理していたのが、シェーングランツと同じ藤沢調教師と「輝かしい思い出」を共有するコンビでもある。
それだけに武豊騎手もなおさら思い入れがあるはずだが、肝心のシェーングランツに大きな不安があるようだ。
「藤沢厩舎の馬らしくシェーングランツの最終追い切りは、いつも3頭併せ馬の馬なり併入が定番なんですが、先日の追い切りはサッパリでしたね。後ろから併せ馬2頭を追いかける形で始まったんですが、結局まったく追いつけないまま終了……。
トライアルということで無理をしなかった面もありますが、こんなことは珍しいし、どうしちゃったんでしょうか」(競馬記者)