JRA藤井勘一郎「即重賞制覇」も!? ロードカナロアの血ブランノワールがチューリップ賞(G2)をかき乱す!
鍵となるのは前走からちょうど中1か月となるローテーションか。間隔がそれほどあいていないこともあり、調教はそれほど強く行われていないが、気にある内容ではあった。一週前追い切り、そして最終追い切りと続けてG1馬アドマイヤリードとの併せ馬を行っているのだ。
アドマイヤリードは来週の中山牝馬Sがラストランの予定となっている。最終追い切りはレースで騎乗の藤井騎手が跨り、併走馬のアドマイヤリードが一杯で追っているところを馬なりで先着。G1馬を相手に素晴らしい動きを見せていた。まさに仕上がっている状態。藤井騎手も「乗りやすい馬、瞬発力もありますね」と語っている。
昨年はブランノワールと同じロードカナロア産駒のアーモンドアイが牝馬3冠・ジャパンC制覇を達成した。JRAの舞台で新たなスタートを切る藤井騎手とともに、父ロードカナロアの評価をより高める結果となるだろうか。まずはステップレースのここで力量をはかりたい。