ブエナビスタ初仔・コロナシオンがデビュー前の「壁」にぶつかった!? それでもファンは「余裕」

ブエナビスタ(JBISサーチ公式サイトより)

 牝馬ながら牡馬と互角以上に渡り合い、G1通算6冠のブエナビスタ。2年以上もターフの主役として活躍した女傑の初年度産駒が、今年いよいよデビューするのだが……。

 その名は牝馬コロナシオン。父に種牡馬リーディング2大巨頭の一角・キングカメハメハ、母にブエナビスタという”超”がいくつかついて然るべき良血馬で、ファンも当然来年の牝馬クラシック、いやいやダービーもと期待せずにはいられない逸材だ。

 現状秋のデビューを予定しているコロナシオンだが、まだ具体的な予定は決まっていない。期待度があまりにも高いだけに、陣営も慎重になるのも無理はない。しかし、日取りが決まらないのにはまた別の要因もあるそうで……。

「7月20日には入厩しているんですが、ゲート試験をこれまで3度落ちてしまっているんです。3度目は今月3日ですからもう少し時間がかかりそう。池添学調教師によれば頑固で慎重な面があるようです。調教の走りなどはさすがは名血といえる鋭いもので、素質は高評価です」(競馬記者)

 レースでどうこう以前のハードルを越えていないようだ。まあ、あの名馬タイキシャトルもデビュー前にゲート試験に落ちまくっていたという話もあり、それだけで一概には語れないだろう。

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