JRA「降着」森裕太朗騎手「9日間」騎乗停止に「厳しすぎる」の声? 先週「大惨事」C.ルメール騎手と「同じ」に違和感とルールの「矛盾」

 9日、中京競馬場で行われた3歳未勝利戦の出来事だ。

 2着入線したダイリュウボーラーが最後の直線で外側に斜行。3着入線トーホウフレーテの走行を妨害し、審議の結果3着降着となった。なお、ダイリュウボーラーに騎乗していた森裕太朗騎手には、JRAによって3月16日(土)から3月24日(日)まで9日間(競馬開催4日間)の騎乗停止処分が課せられた。

 たが、この処分が「厳しすぎるのでは」と話題になっている。

 15頭立てで行われたダート1200m。最後の直線、残り200mを切ったところで先頭に立った森騎手のダイリュウボーラー。そこに鮫島克駿騎手のトーホウフレーテが競り掛けて叩き合いに。さらに、その外から豪快にメイショウフクイクが先頭争いをする2頭を差し切ろうとした際、”アクシデント”が起きた。

 森裕騎手の左ムチを受けたダイリュウボーラーが外側へ斜行すると、トーホウフレーテと接触。ちょうど外からメイショウフクイクが差してきたところだったので、トーホウフレーテは2頭に挟まれる形に。鞍上の鮫島騎手は大きくバランスを崩し、落馬こそ避けられたものの、まともに追えずにゴール板を通過した。

 レースは2頭を差し切ったメイショウフクイクが優勝したが、審議のランプが点灯。その結果、斜行した2着入線のダイリュウボーラーが3着降着となり、被害を受けた3着入線のトーホウフレーテが2着に繰り上がり。なお、2頭の着差は「ハナ差」だった。

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