JRA川田将雅「春G1」完全制圧へ――「天才」ダノンプレミアム調教師と「絶好調」軍団との”最強トライアングル”でMVJ盤石?

 ここまで17勝と、リーディングこそ安田隆行厩舎から1勝差の2位に甘んじているが勝率0.347、3着以内率0.531と破格の数字を残している中内田厩舎。川田騎手の重賞4勝の内、パクスアメリカーナ、ダノンファンタジー、ダノンプレミアムが中内田厩舎の所属馬と、このコンビは強烈だ。

「ここまで勝率トップの0.238を叩き出している川田騎手ですが、中内田厩舎の馬に騎乗した場合、それが0.409まで跳ね上がります。

 中内田厩舎の出走49回の内、22回が川田騎手という徹底ぶりも凄いですが17勝の内、重賞3勝を含む9勝を上げるなど、川田騎手もその期待に応えています。はっきり言って、今は川田騎手が中内田厩舎の馬に乗るだけで馬券的には『買い』の一手でしょう」(別の記者)

 またダノンファンタジー、ダノンプレミアム、ダノンチェイサーに代表されるように、川田騎手が「ダノックス」所有の馬に乗った際も”相性抜群”だという。実際に昨年は20回騎乗して5勝2着4回の安定株。

 今年に至っては、ここまで5戦4勝と驚異的な数字が残っている。

 ついにリーディングに立った川田騎手と、まだ40歳ながら天才的な手腕で名門の仲間入りを果たしている中内田厩舎、そして現在”旋風”を巻き起こしている絶好調の「ダノン」軍団……。「川田時代」の幕開けの中心には、強力な”トライアングル”が渦巻いている。

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