「武豊の馬が絶対勝つ」で逮捕。武豊の「親戚」名乗る男の余罪は多々?
無職の男性が馬券購入代名目で、現金2万円をだまし取ったとして、京都府警東山署に逮捕された。
事件は1月8日、京都市東山区の飲食店で起こった。男性は競馬の武豊騎手の父・武邦彦調教師のいとこにして、元調教師の武宏平さんを名乗り、店の店員に「12日の東京競馬場の第1レースは、武豊騎手が騎乗するメジロカムイが間違いなく勝つ」と話し、現金をだまし取った疑いが持たれている。男性は「日本中央競馬会 調教師 武宏平」と書かれた名刺まで用意していたという。
「今年の頭から、この男性のことはネット上でも話題となっていて、その”名刺”の写真がアップロードされたこともありました。
ですが、話の中に出てきた”メジロカムイ”は、約15年前には引退。さらに武豊騎手は一度も騎乗した経験もありません。だまされた男性もこの話に不審な点を感じたのか、自分で調べたところ”東京競馬場で12日開催のレースがない”ことがわかり、署に相談したため事件が発覚。逮捕につながったみたいですね。名刺まで作っている割にはちょっとツメが甘い気がするのですが、それでも話に乗ってしまう人は一定数いたのかもしれません」(記者)
うまい話には『裏』がある。この言葉を肝に銘じなければならない事例だ。またほかの記者は「今回とは関係がないかもしれない」と、前置きした上で以前も同じような事件があったと教えてくれた。