JRAスプリングS(G2)「未知の大器」ニシノカツナリは”デイジー”級!? ニシノ軍団「第2の矢」の評価が極めて高い理由
「今年の1月にデビューしたばかりで、まだまだ幼い1勝馬ではありますが、水野貴広調教師は『能力は高い。重賞でも楽しみ』と強気の姿勢でした。
今回はニシノデイジーと同じ勝浦正樹騎手が手綱を執ることになりましたが、これは本来騎乗するはずだった武藤雅騎手が騎乗停止になってしまったため。武藤騎手も相当期待していたようで、勝浦騎手に『良い馬です』と託したとか。
ここでもし優先出走権が獲れるようなら本番は武藤騎手が騎乗するでしょうし、本人も好走を願っているでしょうね」(競馬記者)
ニシノカツナリの高い評価を裏付けたのが、初勝利を飾った前走の未勝利戦だ。
東京のマイル戦を上がり最速となる33.9秒の末脚で完勝した内容も然ることながら、2馬身差をつけた2着シャワークライムが次走であっさり勝ち上がり。さらに3着馬エターナルヴィテス、4着馬コスモミローディアまでが次走に勝ち上がっている。
これだけを見ても、この一戦がただの未勝利戦でなかったことは明らかだ。