JRA武豊「平成最後」報道に嫌気!? 皐月賞(G1)切符ゲット&「パーフェクト騎乗」でリーディング猛追!
レースは2着に敗れ「素質はあるけど、まだまだ改善していきたいところが多い」と課題を挙げた武豊騎手だが、今年の牡馬クラシックは「これ」といったお手馬のいなかった中で、皐月賞(G1)の優先出走権を掴めたことは大きい。
翌日のスプリングS(G2)に出走するファンタジストが距離に不安を抱えているだけに「直線は、よく追いついてくれている」と評価するワールドプレミアとのコンビで本番に挑むことが濃厚な状況だ。
「ワールドプレミアは、2012年の皐月賞で2着したワールドエースの全弟ということで、陣営からも特に期待が懸かっている良血馬。
ただ武豊騎手もレース後『相変わらず3コーナーからズブい』とエンジンの掛かりの遅さを問題視していたように、レースの動きが激しい皐月賞では大きなネックになるかもしれません。
さらに皐月賞優先出走権を得たもののワールドプレミアは2着だったので、賞金の加算は叶わず……。仮に皐月賞で掲示板(5着以内)を外すようなら、今度は長い直線が魅力の日本ダービー(G1)出走に黄色信号が灯る『難しい立場』にいます。
陣営の判断が注目されますが、皐月賞を回避してダービートライアルを使う可能性もあるかもしれませんね」(競馬記者)
公式ホームページでは「世の中には平成最後の~という言い方が溢れていて、食傷気味の方もおられるでしょう。ボクもその中の一人」と語っていた武豊騎手。しかし、その一方で皐月賞を始めとした平成最後のG1を虎視眈々と狙っているに違いない。