高松宮記念(G1)ダノンスマッシュ「父ロードカナロア超え」へ自己ベスト更新! 北村友一騎手、待望の「G1初制覇」へ春の豪華ラインナップ

 昨年、自己ベストを大きく更新する90勝を上げ、今年も20勝でトップ10入り。重賞もすでに3勝するなど、G1未勝利なのが不思議なくらいの北村騎手。

 とはいえ、G1初制覇への距離は確実に縮まっているはずだ。昨年まではG1で人気馬に騎乗する機会に恵まれず、2009年の高松宮記念の3着が最高成績だった。だが、昨年はレッドアヴァンセで挑んだヴィクトリアマイル(G1)で久々の馬券圏内。結果は出なかったが、秋華賞(G1)では2歳女王ラッキーライラックの”代打”を務めた。

「昨年の阪神ジュベナイルフィリーズ(G1)のクロノジェネシスは、2番人気2着と惜しいレースでした。今年も前哨戦のクイーンC(G3)で強い競馬を見せましたし、桜花賞(G1)も大きなチャンスになると思います。

ですが、まずは高松宮記念のダノンスマッシュ。ここでG1初制覇を決めて、少しでもプレッシャーを減らして迎えたいところです」(同)

 他にも来週の大阪杯(G1)でアルアインに騎乗予定など、G1の舞台でも有力馬に騎乗する機会が増えている北村騎手。述べるまでもなく、騎手として重要な時を迎えていることは間違いないだろう。G1では初となる1番人気が予想されるダノンスマッシュで結果を残し、胸を張って春のG1シーズンを戦いたい。

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