宝塚記念(G1)福永祐一と大魔神「和解」の裏にアノ大物の心情!? 女傑ヴィブロスに課せられた「勝ち負け以上に重要」な使命とは

 佐々木氏も福永騎手と絶縁後、ジャパンC(G1)を勝つなど健在ぶりを思わせたが、今年はまだ500万下を1勝しただけで波に乗り切れず……。大将格のシュヴァルグランも天皇賞・春で1番人気に推されながら2着に敗れている。

 近藤氏はもしかしたら、今の佐々木氏にかつての自分の姿を重ね合わせたのかもしれない。また今年はヴィルシーナの初仔ブラヴァスがデビューを控えているが、その鞍上に武豊騎手が予定されている。武豊騎手が佐々木氏の所有馬に騎乗するのは初であり、その辺りも近藤氏の心情に変化があったのかもしれない。

 果たして、ダービージョッキーとなった福永騎手はヴィブロスで結果を残し、関係修復のシンボルにできるだろうか。勝つにせよ、負けるにせよ、今年こそは「佐々木氏を納得させるレース」を見せたいところだ。

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