JRA皐月賞(G1)サートゥルナーリア「ぶっつけ勝利」に問われる「王道」の意義。弥生賞&スプリングSで優先出走権「全馬2ケタ着順」で壊滅

 14日に中山競馬場で行われた皐月賞(G1)は単勝1.7倍に推されたサートゥルナーリアが勝利。今年の「三冠候補」といわれる超大物が、まずは一冠目を奪取した。

 平成最後のクラシックが示したものは、長く競馬の常識として君臨した「王道」の崩壊だったのだろうか。

 この日、サートゥルナーリアは昨年のホープフルS(G1)制覇から106日ぶりの競馬。1939年の皐月賞(別名含む)創設以降、年明け初戦の馬がクラシック第1弾を勝利したことはなかったが、あっさりとデータを覆した。

 さらに先週の桜花賞(G1)を圧勝したグランアレグリアも、昨年の朝日杯フューチュリティS(G1)以来、111日ぶりのレース。こちらも年明け初戦の勝利は史上初となる。

 その一方、皐月賞の王道トライアルとして、上位馬に優先出走権が与えられる弥生賞(G2)、スプリングS(G2)組は散々な結果だった。

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