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C.ルメール×木村哲也厩舎「イクイノックスコンビ」が今年も大暴れ? 最大の惑星はG1好走のあの馬か…クラシックで鍵を握る5頭を厳選ピックアップ【3歳牝馬編】

C.ルメール×木村哲也厩舎「イクイノックスコンビ」が今年も大暴れ? 最大の惑星はG1好走のあの馬か…クラシックで鍵を握る5頭を厳選ピックアップ【3歳牝馬編】の画像1
撮影:Ruriko.I

 前回の記事では牡馬を紹介したが、今回は牝馬のクラシック戦線で鍵を握る5頭を取り上げたい。なお来月10日には東京・芝1600mで3歳牝馬の重賞・クイーンC(G3)が行われる。後のG1ホースであるクロノジェネシスやアカイトリノムスメ、昨年の牝馬三冠レースを盛り上げたハーパーなどが過去の勝ち馬に名を連ねる出世レースだけに、今年も見逃せない一戦になるだろう。

 

・レガレイラ(父スワーヴリチャード、母ロカ 美浦・木村哲也厩舎)

 牝馬として初となるG1昇格後のホープフルSを制覇したレガレイラは、牡馬・牝馬を合わせてもこの世代でトップクラスの実力馬だ。新馬戦では後に札幌2歳S(G3)を4馬身差で圧勝するセットアップを並ぶまもなく交わし去った。先述のホープフルSでも京都2歳S(G3)の覇者で今年のダービー馬候補の1頭であるシンエンペラーを一蹴したのだから、戦ってきた相手も文句なしだ。

 ちなみに主戦がC.ルメール騎手で管理するのが木村厩舎であることから、通算でG1・6勝を挙げた昨年の年度代表馬イクイノックスと同じタッグでもある。本馬を所有するサンデーレーシングの吉田俊介代表が「皐月賞(G1)の選択肢を取る可能性が高い」と明言していることから、今後は桜花賞(G1)ではなく牡馬相手の皐月賞に向かう公算が大。その後、果たして2007年のウオッカ以来となる牝馬による日本ダービー(G1)制覇を目指すことになるのか注目が集まるところだ。

C.ルメール×木村哲也厩舎「イクイノックスコンビ」が今年も大暴れ? 最大の惑星はG1好走のあの馬か…クラシックで鍵を握る5頭を厳選ピックアップ【3歳牝馬編】の画像2
アスコリピチェーノ 撮影:Ruriko.I

・アスコリピチェーノ(父ダイワメジャー、母アスコルティ 美浦・黒岩陽一厩舎)

 レガレイラが皐月賞に向かうとなれば、桜花賞の本命候補は間違いなく昨年のJRA最優秀2歳牝馬に輝いたアスコリピチェーノになるだろう。昨年はG1・3勝馬のソダシ以来となる、無敗での阪神ジュベナイルF(G1)制覇を達成。しかも1分32秒6のレースレコードをマークするなど、牝馬のマイル路線では頭一つ抜けた存在と言えそう。

 ここまで3戦すべてで上がり3ハロン33秒台をマークしているように、最大のセールスポイントはその切れ味だ。ここ2戦でそれを見事に引き出した主戦の北村宏司騎手が先日の中山競馬で落馬し負傷。鎖骨骨折でしばらく戦列を離れることになってしまったが、『スポーツニッポン』に掲載されたフリーライター・平松さとし氏のコラム『競馬人生劇場』によれば「桜花賞には余裕で間に合いそう(黒岩師)」とのこと。人馬ともに万全の状態で、桜の舞台に立つ姿を期待したい。

 

・チェルヴィニア(父ハービンジャー、母チェッキーノ 美浦・木村哲也厩舎)

 新馬戦こそ2着に敗れたものの、2戦目の未勝利を後続に6馬身差をつける圧倒劇で勝ち上がると、前走のアルテミスS(G3)でもレースレコードの1分33秒6で完勝を決めた。その後、左トモに違和感が出たため阪神JFは回避となったが、出走していれば間違いなく上位争いに加わっていた1頭である。

 何より主戦が昨年のJRA全国リーディングのルメール騎手である点が心強い。また管理するのが木村厩舎であることから、こちらもイクイノックスと同タッグである。母が2016年のオークス(G1)でタイム差なしの2着に好走したチェッキーノなら、距離延長も苦にしないはず。今後の成長によっては春二冠を持っていく可能性もあるかもしれない。

 

・ミラビリスマジック(父キズナ、母ソーマジック 美浦・国枝栄厩舎)

 重賞ウイナーのマジックキャッスルやソーヴァリアント、昨年のフローラS(G2)2着のソーダズリングなど、毎年のように活躍馬を送り出しているソーマジック産駒は、ここまでデビューから無傷の2連勝。特に前走の菜の花賞(1勝クラス)では、最後の直線で他馬に寄られる不利がありながらも、再び加速して勝ち切って見せた。騎乗した田辺裕信騎手もレース後に「メンタルが強いし、これからが楽しみです」と将来性を高く評価している。

 父キズナ、母父シンボリクリスエスという血統は、同産駒のG1馬であるソングラインやアカイイトと同じであることも魅力だ。管理する国枝調教師は「チューリップ賞(G2)あたりを使って、桜花賞に向かえれば」と話しており、一戦挟んで本番参戦を見据えているようだ。

 

・タガノエルピーダ(父キズナ、母タガノレヴェントン 栗東・斉藤崇史厩舎)

 まだ1勝馬だが牝馬路線で不気味な1頭と言えばタガノエルピーダではないだろうか。デビュー戦を上がり最速で快勝した後、出走を予定していた阪神JFは無念の除外。そのため1週スライドして果敢にも牡馬相手の朝日杯フューチュリティS(G1)に挑んだが、ここで今年の牡馬クラシックの最有力候補であるジャンタルマンタル、エコロヴァルツに続く3着に好走したことで一気にその名を轟かせた。

 桜花賞路線で最大の惑星になりそうな本馬は、3月2日のチューリップ賞を今年の初戦に予定している。まだ1勝馬のため、本番に出走するためにはここで3着以内に入るのが必須条件となってくるだろう。


 選んだ牝馬は以上の5頭。今年はトップ候補のレガレイラが皐月賞参戦を予定しているのが異質だと言える。また同馬のその後の進路が、樫の女王争いやダービー馬候補にも大きな影響を与えてくるだろう。そういった意味では今年のクラシック路線で最大の鍵を握っている馬は、レガレイラであると言っても過言ではない。

 なお牝馬路線は上記に挙げた他にも、京王杯2歳S(G2)を勝ったコラソンビートや阪神JF2着ステレンボッシュ、サウジアラビアロイヤルC(G3)2着のボンドガールに阪神JFで1番人気に推されたサリオスの全妹サフィラなども有力候補として虎視眈々と控えている。本格的に到来を告げようとしている今年のクラシックシーズンを、今年も全力で楽しみたい。

GJ 編集部

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