JRAルメール「サートゥルナーリアの実力」に疑問? 「落ち着いて」冷静態度にアーモンドアイとの違いが?

「昨年、ルメール騎手が桜花賞で騎乗したアーモンドアイは、最後方から上り最速の末脚を見せて圧巻の勝利。『瞬発力はアンビリーバブル』などとルメール騎手は手放しで褒め称え、『オークスでも勝てると思います。トリプルクラウンを考えてもいいでしょう』とまで話していました。それと比較すると今回のサートゥルナーリアは2、3着が強かったとはいえ、タイム差ナシの辛勝。名馬の背を知っているルメール騎手にとって、皐月賞のサートゥルナーリアはそれほどインパクトのある走りではなかったのかもしれません。

 ただ、それは同馬のすべてではなく、あくまで皐月賞に限定した評価だと考えられます。今回は、昨年のホープフルS(G1)から106日も間隔があいた休養明け初戦。ルメール騎手は『休み明けでコンディションが100%ではなかった。最後は疲れてしまった』とレース後に語っています。あの『スターホースと言われるけど~』という発言は、まだ皐月賞では実力のすべてを見せられなかったという意味でしょう。次走の日本ダービーでは真の実力を発揮してくれるはずです」(競馬誌ライター)

 日本ダービーではルメール騎手さえも感嘆させる圧巻の走りを見せてもらいたい。そのときから、サートゥルナーリアは本当の意味で”スターホース”と呼ばれることになるのだろう。

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