JRA天皇賞・春(G1)【1週前追い切り】エタリオウ「迷走」の予感!?「相変わらず真面目に走らない」試行錯誤も……
昨年の菊花賞(G1)でこれら2頭に続いたのが、3着馬のユーキャンスマイル(牡4歳、栗東・友道康夫厩舎)だ。
前走のダイヤモンドS(G3)で重賞初制覇を飾ったユーキャンスマイルは、栗東のCウッドで3頭併せ馬。ここまであまり強い追い切りは行ってこなかったが6ハロン81.7秒、ラスト12.0秒と、いよいよ実戦モード。併せ馬でもきっちりと先着を果たしている。
この動きには友道調教師も「しっかりとやりました。動きも良かったと思う」と満足。生粋のステイヤーが淀の長距離戦で花開くか。
一方、日経賞(G2)を快勝したメイショウテッコンは武豊騎手が香港遠征のため、福永祐一騎手に距離克服を委ねる。
栗東のCウッドで1週前追い切りを行ったメイショウテッコンは6ハロン83.5秒、ラスト11.6秒。3頭併せ馬を先着したことも然ることながら、初コンタクトとなった福永騎手との息もぴったり。落ち着いた走りを見せ、福永騎手も「この馬の個性は把握できました」と自信を深めていた。昨年の菊花賞では14着に大敗したが、改めて見直したい。