JRA【マイラーズC(G2)結果】ダノンプレミアム完勝で「アーモンドアイ」直接対決へ!? 安田記念(G1)は「現役No.1」を懸けた一戦に!
21日、京都競馬場でマイラーズC(G2)が行われ、1番人気のダノンプレミアムが快勝。単勝1.2倍という圧倒的人気に応え、春のマイル王決定戦・安田記念(G1)の本命候補に躍り出た。
派手さのない静かな走りの中にも「王者の貫禄」が溢れ出ていた。
10頭立てで行われた芝1600mのレース。好スタートを決めたダノンプレミアムは、先にグァンチャーレを行かせる形で2番手をキープ。”必勝パターン”に持ち込むと、最後の直線でグァンチャーレとの競り合いを制し、パクスアメリカーナやインディチャンプといった勢いのある重賞ウイナーの挑戦を退けた。
「道中の流れがゆったりで上がりが速くなったので、後ろの馬とはそれほど差は開きませんでしたが、いい内容で走ってくれました」
レース後、川田将雅騎手がそう話した通り、今年のマイラーズCは極端なスローペースからの上がり勝負。上位馬の上がり3ハロンは軒並み32秒台になったが、ダノンプレミアムも2番手から32.2秒という超高速上がりであっさりと後続を突き放した。