JRA天皇賞・春(G1)展開を左右する先行馬たちの状態は? 栗東関係者が語る「(秘)情報」
28日(日)に京都競馬場で開催される天皇賞・春。平成最後のG1競走を是が非でも当てたいという人も多いだろう。
今回は栗東から届けられた有力な情報をもとに、注目すべき4頭をピックアップしたのでご紹介したい。
まず、1頭目は日経賞(G2、芝2500メートル)の勝ち馬メイショウテッコン(牡4歳、栗東・高橋義忠厩舎)だ。
今年は日経新春杯(G2)から始動するも、レースでは大きく出遅れ。鞍上の武豊騎手は3角手前からまくって先頭に立つも、直線では力尽きて失速、9着に終わっていた。
「日経新春杯は大敗しましたが、これは順調さを欠いたことによる状態面の問題が大きかったようです。
そのため、調整が上手くいった日経賞は逃げて完勝。展開も向いたと思いますが、最後はエタリオウら後続をさらに突き放して見せました。陣営は『まともなら前走くらいはやれる馬』だと語っていましたよ」(栗東関係者A)
2走前は出遅れたが陣営はみっちりとゲート練習を行ったので、すでに修正されているようだ。今回は1つ内枠に”逃げ宣言”をしているヴォージュが入った。レースの組み立てもしやすい状況だけに、前で運べる強みを生かせれば面白い存在だ。