JRAヴィクトリアマイル(G1)「穴の中心」デンコウアンジュが柴田善臣とともに「もうひと花」咲かせる条件

 一昨年のヴィクトリアマイル以後、主戦は蛯名騎手だったが、福島牝馬Sでは善臣騎手が騎乗。勝利ジョッキーインタビューで「馬もベテラン。人間もベテラン」とファンを笑わせた。善臣騎手にとっては約2年半振り重賞勝利、馬にとっては約3年半振りの勝利。「東京では32秒台の脚を使うし、流れ次第ではひょっとするかも。後は降ろされないように、乗せてもらうことを願うばかり」と期待を語った。

「今年の福島牝馬Sは、最近の重賞では結果を出せていないフローレスマジックが1番人気で2着、1000万下と1600万下を連勝したばかりのダノングレースが2番人気で3着。レースレベルとしては一息といったところでした。

 今回はG1ですし、当然ながら大幅なメンバー強化。アエロリットやラッキーライラックといったG1馬が実力を発揮すれば、当然ながら厳しい」(同)

 とはいえ、アエロリットやラッキーライラックにも気性面や展開面での懸念材料はある。実力馬が実力を発揮できないこともあるのが競馬。穴党にとって、福島牝馬S後に善臣騎手が「最後はめちゃくちゃ切れた。驚いた」と語ったデンコウアンジュの末脚に賭けるのも作戦の1つだ。

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