JRA安田記念(G1)武豊がアーモンドアイ&ダノンプレミアムを脅かす? 夢の激突へメンバー順調【1週前追い切り】
そんなダノンプレミアムは栗東CWコース単走で6ハロン80秒4-11秒3とこちらも順調。リーディングジョッキー川田将雅を背に、軽い仕掛けで鋭い伸び脚を見せた。
「どちらも極めて順調。現場でも『完全な2強対決』という評価は揺るぎません。普通に考えればアーモンドアイが上なのでしょうが、安田記念は2016年にあのモーリスがロゴタイプに敗れるなど、波乱傾向も。先に抜け出したダノンプレミアムをアーモンドアイが外から強襲し、叩き合いに……考えただけでワクワクしますね」(競馬ライター)
まさに夢の激突。最高の状態で2頭が出走することを祈りたい。
2頭の存在感を考えると他馬にはどうしても目が行かない状況だが、そんな中で一番時計タイを出しアピールしたのが古豪ロジクライ(牡6 栗東・須貝尚介厩舎)だ。
これまで重賞で何度も馬券圏に突っ込んできた強豪だが、今回は武豊騎手と初コンビだが、軽い仕掛けで4ハロン50秒2-12秒3を叩き出し、併せ相手にきっちり先着。相手はOP馬のシュウジだ。
須貝調教師は「能力はある」としており、武豊騎手が指摘したという「ナマずるいところがある」癖が出なければ……と、本番での悪癖さえなくなれば上位進出を見据えられると、決して弱気ではない。
他にもマイルで堅実なペルシアンナイトや昨年覇者のモズアスコットなど、好メンバーが順調に1週前追い切りを消化。ハイレベルなメンバーだけに、果たして2強対決の下馬評そのままでいくのか、今からレースが待ち遠しい。