JRA安田記念(G1)アーモンドアイ「相手はいない」ルメール断言。心配の「ポジション取り」も期待のほうが大きく……
6月2日の安田記念(G1)で断然の本命と目されているアーモンドアイ(牝4 美浦・国枝栄厩舎)。
圧倒的な評価も当然か。昨年は牝馬三冠にジャパンCを世界レコードで圧勝し年度代表馬、今年初戦のドバイターフも楽々の勝利で、すでにG1競走5勝。「現役最強」の名はこの馬のためにある。
今回の安田記念は、同世代で「牡馬最強」ともいわれるダノンプレミアムが最大のライバルだが、実績という面での「格」はだいぶ下。ここで負けるわけにはいかないだろう。
そして、主戦のC.ルメール騎手は、やはりアーモンドアイに絶対的な自信を抱いているようだ。
「どの馬が来ても、ノープロブレム。相手はたぶんいないです。彼女が一番上だから」
スポーツ紙の取材に対し、自信満々にこう述べたルメール騎手。「ダノンプレミアムは強い馬ですが、アーモンドアイはパーフェクトホース。全然心配してません」と、過去最強といっても過言でないライバルすら問題にならないと考えているようだ。
「ここ数年、レイデオロやサトノダイヤモンド、サートゥルナーリアなど日本のトップホースに多数騎乗してきたルメール騎手ですが、アーモンドアイに対する評価はこれまでの馬とは比較にならないというのが、コメントから伝わってきますね。
もともと『リップサービス』は多い騎手ですが、称賛の度合いも全く違いますね。いかにアーモンドアイに惚れているかがわかります」(競馬紙記者)