JRAエプソムC(G3)ダノンキングダム覚醒? 最強ネタから勝利ヒントをゲット
秋の大一番に向けて賞金を加算したい馬が集結してくるエプソムC(G3、芝1800メートル)。今回は、この一戦を前に栗東、美浦の関係者から送られてきた有益な情報をお届けしよう。
まずは栗東。最近好調のダノンキングダム(牡5歳、栗東・安田隆行厩舎)から。
昨年は逃げる競馬が多かったが、前走の府中S(1600万下、芝2000メートル)は4番手に控えて快勝。OP入りを果たした。
「今回が2017年の青葉賞(G2)以来の重賞挑戦となります。前走は久々に控えましたが、それに戸惑うことなく優勝を果たしました。自在性があり、堅実なタイプですね。
センスの良さはピカイチ。またステイゴールド産駒なので重い馬場も苦にしません。馬場が荒れれば面白い存在だと思いますよ」(競馬記者)
ここから飛躍なるか?
ブレスジャーニー(牡5歳、栗東・佐々木晶三厩舎)は、ここで復活の狼煙をあげたい。
クラシックを故障で棒に振ったブレスジャーニー。復帰後は期待されるも凡走を繰り返している。なんとか低迷脱却のカギをつかみたいところだ。
「前走のメイS(OP、芝1800メートル)は5着。半年ぶりのレースでしたが、上がり最速タイの33.1秒の脚を使うなど、復調の兆しを見せています。関係者は『最近は右回りのレースが多いけど、右にモタれるクセがあるので左回りの方が得意』と話していましたよ。
中長距離に使われていた時期もありますが、本質的に距離は1800メートル前後が合っているようです。過去、稍重の中で行なわれた東京競馬場の重賞で2連勝していますので、道悪も問題ありません」(栗東関係者B)
展開が噛み合えばチャンスも!?