JRAエプソムC(G3)ダノンキングダム覚醒? 最強ネタから勝利ヒントをゲット

※プロディガルサン/『競馬つらつら』より

 続いては美浦。人気を集めるだろうプロディガルサン(牡6歳、美浦・国枝栄厩舎)の情報がもたらされた。

 昨年のディセンバーS(OP、芝1800メートル)、今年の六甲S(L、芝1600メートル)、谷川岳S(L、芝1600メートル)と3戦連続2着。勝利まであと一歩が足りていない。

「プロディガルサンはリアルスティールの全弟。早くからその才能は期待されていたのですが、抜け出すとソラを使うタイプで、それが影響して勝てない競馬が続いています。

 最終追い切りに本番でも騎乗するD.レーン騎手が乗りましたが、陣営は『ゴール前で集中力を欠かないような調整』を頼んでいたようです。しっかりと追うことができるレーン騎手ならば、勝利に導いてくれると考えているみたいですね」(美浦関係者A)

 レーン騎手が好騎乗を見せるか?

 最後はアンノートル(牡5歳、美浦・田中博康厩舎)だ。

 今年3月に雨の中で行なわれた4歳上1000万下(芝1600メートル)を勝利。続く春興S(1600万下、1600メートル)は10着と大敗したものの、前走の湘南S(1600万下、1600メートル)では、後方から上がり最速タイの33.2秒の脚を使って快勝。勢いそのまま、約2年半ぶりに重賞へ挑戦する。

「道悪を苦にしないタイプですね。スタッフも『馬場が渋ったらチャンス』と話していました。

 2走前は大敗しましたが、それ以外は好調。スタッフは『今がまさに充実期』と明かし、『差す競馬が板についてきたので、ここでも大崩れはない』と自信をのぞかせていました」(美浦関係者)

 エプソムCを制して、今後にはずみをつけるのはどの馬になるのだろうか? 発走は9日(日)15時45分からを予定している。

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