JRAマーメイドS(G3)圧倒的「東西情報」で勝つ! 美浦からはあの「善戦ウーマン」詳報
「▲」は格上挑戦となるダンサール(牝4歳、栗東・須貝尚介厩舎)だ。
前走の鹿野山特別(1000万下、芝2000メートル)では3番手から早めに仕掛けると、後続に3馬身半差をつけて勝利。強い内容で存在感を示した。
「機動力が大きな武器で、前走は自分から動いて圧勝。昔はゲートに課題があるといわれていたけど、ここ最近はキレイにスタートを切れている。今回も大丈夫じゃないかな。
今回は格上挑戦になるけど、半分以上が条件馬なので見劣りはしないね。むしろ斤量51キロは大きな魅力だよ。陣営も『馬場は不問で阪神2000メートルも合っている。狙いたい』と意気込んでいた。実績上位の馬たちを撃破しても驚かないよ」(栗東関係者)
最後は「★」はレーツェル(牝4歳、美浦・伊藤大士厩舎)は斤量差を武器に上位を狙う。
早くから期待されたものの故障。約1年も戦線離脱を余儀なくされた。昨年の復帰戦3歳上1000万下(芝2000メートル)は快勝したものの、今年の美浦S(1600万下、芝2000メートル)は5着。OP入りは果たせなかった。
「この中間は順調そのもの。軽やかな動きを見せてくれています。
陣営は『休み明けで馬体が重かったけど、強い相手に小差。悲観はしていない』と話していました。今回背負う斤量は51キロと出走馬の中では軽量。ここでの一撃もありえますよ」(美浦関係者)
今回は3連複4頭ボックスで挑戦。軽斤量の馬たちの激走に期待したい。
(文=ブロディN)