JRA注目新馬“良血馬”たちが次々に出陣! 武豊が中京競馬場で『伝説の新馬戦』再現!?

中京競馬場 第5R 2歳新馬(芝2000メートル)

 今週も中京競馬場に素質馬が集結した。その中でも一番熱視線が送られているのは、武豊騎手が騎乗するマイラプソディ(牡2歳、栗東・友道康夫厩舎)だろう。

 父ハーツクライ、母はラブレアS(米、ダートG1)などを勝利したテディーズプロミス、母父も米ダートで活躍したソルトレイクという血統を持つ。馬主は松島正昭氏(名義はキーファーズ)だ。

 1週前追い切りは武豊騎手を背に芝コースで3頭併せ。先週デビュー戦Vを飾ったラインベックらに先着。そして最終追いでは馬なりで、3歳未勝利クラスにも先着してみせた。友道調教師は「クラシック路線を意識しているので、この時期にどれだけ走れるかだね」と早くから期待を掛けている。

 そのマイラプソディの前に立ちふさがるのが、馬名の由来がフランス語で“絆(Le Lien)”のルリアン(牡2歳、栗東・佐々木晶三厩舎)だ。

 父キズナ、母フレンチバレリーナ、母父フレンチデピュティ。近親には1996年の日本ダービー馬フサイチコンコルド、2009年の皐月賞馬アンライバルドがいる。

 1週前の追い切りはCWで6F81秒2、ラスト1F12秒1を記録。最終追い切りでも力強い走りを披露した。佐々木晶調教師は「やるたびに良くなる」と素質に惚れ込んでいるようだ。

 また2頭以外にも、ディープインパクト産駒のブルーミングスカイ(母父ファルブラヴ)、ヴィクトワールピサ産駒のサングレデクリスト(母父フレンチデピュティ)、ゴールドシップ産駒のクリノティファニー(母父サウスヴィグラス)ら良血馬が集結している。

 ここが後に“伝説の新馬戦”として語られる日が来るかもしれない。

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