【宝塚記念(G1)展望】JRA「違反薬物」で出走馬減少も? 波乱の上半期頂上決戦に
スワーヴリチャード(牡5歳、栗東・庄野靖志厩舎)は昨年の天皇賞・秋で10着に敗れて以来、信頼感が薄まりつつある。しかしながら、その後のジャパンCは3着、中山記念(G2、芝1800メートル)は4着、ドバイシーマクラシックは3着と大きく負けてはいない。昨年の大阪杯を制したG1馬。心機一転の巻き返しを期待する。
その他では復活へ向けての好走が目立つ2016年の日本ダービー馬マカヒキ(牡6歳、栗東・友道康夫厩舎)、渋った馬場に活路を求めたいクリンチャー(牡5歳、栗東・宮本博厩舎)にも要注意だ。
ここ数年1番人気が勝てずに波乱傾向が続く春のグランプリ。今年はレイデオロ、キセキといった人気どころが優勝できるのだろうか。宝塚記念は6月23日、阪神競馬場で15時40分発走予定だ。