JRA新馬「4億円の姉」と武豊×サトノ登場! 未来を担う今週のデビュー馬を大検討!
7月14日(日) 函館競馬場 第5R 2歳新馬(芝1800メートル)
新種牡馬ゴールドシップ産駒期待の一頭であるサトノゴールド(牡2歳、栗東・須貝尚介厩舎)がスタンバイ。
“サトノ”の冠からも分かる通り、里見治氏に見初められた同馬の母はマイジェン、母父はケンタッキーダービー(米G1)を制したフサイチペガサスという血統を持つ。
最終追い切りでは鞍上を務める武豊騎手を背に併せ馬。3歳未勝利ショウナンアーサーに2馬身先着し、5F67秒8、ラスト12秒9を記録している。武豊騎手は「乗り味はいい。潜在能力はありそう」と好感触だったようだ。
先週、C.ルメール騎手でデビュー予定だったが、直前になり須貝調教師が「馬は何ともありませんが、1週延ばすことにしました」とスライドすることを発表。このため鞍上も武豊騎手にチェンジ。この判断が吉と出るか、凶と出るか。
その対抗筆頭はプントファイヤー(牡2歳、美浦・手塚貴久厩舎)。
父エピファネイア、母はJRA3勝のプントバンコ、母父はフジキセキという血統を持つ。母方の近親には仏ダービーなど、フランスG1で3度の2着があるソリッドイリュージョンがいる。
追い切りでは目を見張るタイムは出していないが、しっかりとしたいいフットワークを披露している。鞍上は岩田康誠騎手を予定。
今週はどんな結末が待ち受けているのだろうか? どの馬も悔いが残らない走りをしてもらいたい。