JRA・D.レーン騎手に「謎」の通訳? 宝塚記念(G1)勝利騎手インタビューで「主役級」存在感……通訳なのに”日本語崩壊”の理由?

 先週の宝塚記念(G1)をリスグラシューで制し、強烈なインパクトを残してJRAの騎乗を締めくくったD.レーン騎手。勝利騎手インタビューでは、最後に「アリガトウ! マタ来マス!」と日本語で感謝の気持ちを伝えたシーンが印象的だった。

 それと同時に、競馬ファンの注目を集めたのがレーン騎手を通訳した「謎の男」だ。

 印象的なブロンドのロングヘアで、ある意味”黒子”以上の存在感を醸し出していたレーン騎手の通訳。勝利騎手インタビュー後には、ネット上で「あの通訳の人、誰?」「映画監督みたいな通訳がいる!」など、一部のファンの間でも話題になっていたようだ。

「通訳のアダム・ハリガンさんだね。レーン騎手と同じオーストラリア出身だけど、最近ではモレイラや(トミー・)ベリー、ティータンやミナリク、ローウィラーなんかの通訳もやってるし『最近の外国人騎手がすぐに日本で活躍できるのは、アダムさんのおかげ』という声もあるほど。

日本の競馬は世界的に見ても独特な面があるし、同じ通訳でも日本の競馬社会を全然知らない人を連れてくるのと、すでに日本競馬に溶け込んでいる人を使うのとでは、スタートから全然違うからね。最近は外国人騎手が来日すると、まず(通訳に)アダムさんの名前が挙がるかな。

単純な通訳だけじゃなくて、ビザの申請から生活面の面倒も見てるみたいだし、特に今回のレーンみたいな初来日する外国人騎手にとっては頼もしいと思うよ。どの競技にも言えると思うけど、外国人選手が活躍できるかは通訳の”人柄”も大きいからね」(現場関係者)

 ただ、その一方でレーン騎手の勝利騎手インタビューを見たファンからは「何言ってるのか、わからん」「もっと日本語を勉強した方がいい」という厳しい声も……。

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