【函館2歳S(G3)展望】JRAキズナVSキンシャサ!? 種牡馬対決にも注目の2歳重賞!
タイセイビジョン(牡2歳、栗東・西村真幸厩舎)は6月、阪神1400メートルの新馬戦に出走、直線早目に抜け出して2着馬に2馬身半差をつけて快勝した。勝ちタイム1分23秒0は速くないが、楽勝だったので気にする必要はないだろう。それよりも中央場所での勝利に注目すべいだ。鞍上予定はバカンス帰りとなるC.ルメール騎手。日本競馬はやはりこの外国人騎手がいてこそ引き締まる。
ゴッドスター(牡2歳、美浦・池上昌和厩舎)は福島の新馬戦(芝1200メートル)で不良馬場のなか後方一気の競馬で突き抜けた。良馬場でも鋭い脚を使えるかどうかは未知だが、警戒しておきたい。パフェムリ(牝2歳、栗東・岡田稲男厩舎)は函館の新馬戦(芝1200メートル)で道中4、5番手からという味な競馬で勝利した。混戦になれば器用な立ち回りが生きそうだ。
ホッカイドウ競馬からは角川秀樹厩舎のアザワク(牝2歳)、バブルガムダンサー(牝2歳)、プリモジョーカー(牝2歳)の3頭が登録。面白いのは新種牡馬カレンブラックヒル産駒のアザワクだろうか。
レッドヴェイパーがスピードを生かして優勝するのか、新種牡馬産駒が台頭するのか。函館2歳Sは7月21日、函館競馬場で15時25分発走予定だ。