JRA凱旋門賞キセキ「新コンビ」にO.マーフィー騎手!? 「1600~2400の芝カテゴリーでは、日本が世界一」欧州の若き天才が世界制覇に意欲
18日、今秋の凱旋門賞(仏G1)挑戦を表明しているキセキ(牡5歳)、ロジャーバローズ(牡3歳)の前哨戦候補が明らかになった。キセキがフォワ賞(G2)、ロジャーバローズはニエル賞(G2)をそれぞれ視野に入れているようだ。
2頭を管理する角居勝彦厩舎の世界挑戦が、いよいよ具体性を帯びてきた。
キセキが予定しているフォワ賞(G2)は、凱旋門賞に挑む日本古馬にとって「定番」といえるレース。1999年にエルコンドルパサーが初めて制したことを始め、2012年、13年にはオルフェーヴルが連覇を達成している。
他にも数多くの日本馬が挑戦しているが、勝利した際はいずれも本番で2着と大健闘。キセキもここを勝って、希望をもって本番を迎えたいところだ。
また今年の日本ダービー(G1)を制し、世代の頂点に立ったロジャーバローズが見据えるニエル賞は2013年のダービー馬キズナ、16年のダービー馬マカヒキが勝利し、本番に弾みをつけたレース。同じダービー馬として、ロジャーバローズにとっても負けられない戦いとなりそうだ。
なお、両馬の鞍上は現在のところ未定。キセキには川田将雅騎手、ロジャーバローズには浜中俊騎手という主戦がいるものの、現地の滞在先となる厩舎を含め調整中のようだ。
そんな中、日本からの“刺客”に興味津々な「世界的名手」がいる。「コンビ結成も十分にあり得る」と話題になっているようだ。